儚い君と恋をする。
だけど…俺が好きだと言ってしまったら、普通の幸せはない。
…いつかいなくなるかもしれねぇし、どーなるかわかんねぇ俺は気持ちを抑えた。
俺は、この先ななといても、いなくても、どちらにしろななは不幸になるから。
だけど、夏祭りの日、あいつはそんな俺でもいいといってくれた。
そこからは我慢してた俺の好きな気持ちはとまらなかった。
四六時中一緒にいて、ななを甘やかした。
夏休み中、あいつと色んなところに出かけた。思い出がさんざん増えるほどたくさんの時間を一緒に過ごした。
生きてるやつらより、俺たちのほうが絶対に幸せだって本気で思っていた。
──だけど、そんな夢みたいな幸せな時間には…俺の体の異変と共に終わりがやってきた。