儚い君と恋をする。
【第2章: 君と期間限定の友達。】

EP6:外せない黒いブレスレット。


─────────……


「…うっ……」

激しい痛みに襲われた俺は、勢いよく目を覚ました。
酷い息苦しさに呼吸を繰り返していると、ぼんやりしてた視界に白い天井が目に飛び込んできた。


「…叶斗?…叶斗…目を覚ましたの…っ?!……嘘?!?!本当に……目が覚めたのねっ?!」

「叶斗…っよかった…っ!本当に良かった……っ!!」


俺の眠るベッドの脇で、俺の手を握りしめながら両親がボロボロと大粒の涙を流して泣き崩れていた。


何が起きてるのか、俺にはさっぱりわからなくて掠れた声をなんとか絞り出す。


「…親父、お袋……なんで泣いてんの?ここどこだよ…」

「ここは病院よ……っ!あなた、三ヶ月前に隣町の河原の近くで大きな事故にあって……それからずっと意識が戻らなかったのよ…っ!」

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