儚い君と恋をする。
は……?俺三ヶ月も意識不明だったの…?
周りを見渡してカレンダーに目を移すと、最後の俺の記憶は夏前の六月だったはずだけど…八月ももう終わろうとしていた。
だけど、おかしい。
不思議だけど俺はここ最近で普通に何かをしていたような…そんな感覚が残っていた。
長い…夢でも見ていたんだろうか…。
「俺……すげぇ長い夢を見てた気がする……なんだったかな……」
誰かが笑っているような……だけどすぐに靄がかかって何もそれ以上は浮かんでこない。
ふと手元に視線をうつすと点滴が繋がれてい方の手首には、見覚えのない黒いブレスレットがついていた。