偽りの無い貴方を助けたくて


「ミリア、晴海先生って、1年前入ってきたよね?」



「まさか、担任狙ってんの?」



晴海先生は既婚者。


ーー6歳の愛娘がいる、父親なのだ。


私の心情を理解したのか、ミリアがため息をつく。



「相手はもう晴海先生は、大人だし、別に心配することじゃないでしょ?」



「だけど……」



「……来週あるテストを頑張らないといけないんじゃないの?」


と私のプリンをつまみ食い。


「ーー晴海先生が受けてるのは……「犯罪」じゃないの?

他人事は良くない気がする……」


私の言っている事は、多分間違ってはいないはず。


だけどもだーーー。


「じゃあ、どうしたいわけ?」

と言われると………。


黙り込むしか、他ない。


だって、そもそも私にできることって何?


暗い思考が流れ込んで、堂々巡りな毎日だから居心地は最悪だ。







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