独占欲の強い幼馴染はいつも私を噛みたがる。
*
『優斗……くん、だっけ?』
全員が帰った後の部室でベースの練習を1人していると見覚えのある女子に話しかけられた。
『美咲さん』
俺が名前を言うと「覚えてくれてたんだ!」と彼女は驚いた。
『そりゃあいつが美咲美咲ってうるさいから意識しなくても覚えたよ』
あぁ……と美咲は申し訳なさそうに眉を下げる。
『なんかごめん』
『……全然気にしてないよ』
俺は気にせず練習を再開した。
少し弾くと指にビリっと痛みが走る。
『っ……』
昨日の夜から指が痛む。
入学してから毎日、一気に練習したせいで優斗の指は限界を超えて水脹れも出来ていた。
『水膨れ……待って』
優斗の痛みに気づいた美咲は自分の鞄からテーピングと絆創膏を取り出す。
『優斗……くん、だっけ?』
全員が帰った後の部室でベースの練習を1人していると見覚えのある女子に話しかけられた。
『美咲さん』
俺が名前を言うと「覚えてくれてたんだ!」と彼女は驚いた。
『そりゃあいつが美咲美咲ってうるさいから意識しなくても覚えたよ』
あぁ……と美咲は申し訳なさそうに眉を下げる。
『なんかごめん』
『……全然気にしてないよ』
俺は気にせず練習を再開した。
少し弾くと指にビリっと痛みが走る。
『っ……』
昨日の夜から指が痛む。
入学してから毎日、一気に練習したせいで優斗の指は限界を超えて水脹れも出来ていた。
『水膨れ……待って』
優斗の痛みに気づいた美咲は自分の鞄からテーピングと絆創膏を取り出す。