独占欲の強い幼馴染はいつも私を噛みたがる。
*
休みが明けてからは優斗の家から大学に通った。
必要な教科書は大学のロッカーに入れているし、一週間だけなのでそんなに困ることもない。
優斗の家は自宅から通うよりも近くて快適。
朝はリビングに行くと朝ごはんができていて、夜は一緒にご飯を作る。
楽しい毎日に、悲しかった記憶はどんどん薄れていく。
翼に刻まれた印も少しずつ存在を消していく。
優斗といるのが楽で、楽しくて。
彼に惹かれている自分がいた。
『合鍵?』
『うん。俺がいる時はいいけど、いない時は鍵ないと困るでしょ?』
『それはそうだけど……いいの?』
『持ってもらったほうが俺も楽だし、キーホルダーどれがいい?』
寝室を割り当てられた次の日、優斗から合鍵を渡された。
剥き出しの鍵はそのままだと無くしてしまいそうで、差し出された目印の中から一つ選び取る。
『何から何まで本当にありがとう』
『……こちらこそ、ありがとう』
なぜか優斗にお礼を言われて『なんで優斗がお礼するの?』と2人で笑い合った。
*
「ねぇ美咲!彼氏できたんでしょ!」
休みが明けてからは優斗の家から大学に通った。
必要な教科書は大学のロッカーに入れているし、一週間だけなのでそんなに困ることもない。
優斗の家は自宅から通うよりも近くて快適。
朝はリビングに行くと朝ごはんができていて、夜は一緒にご飯を作る。
楽しい毎日に、悲しかった記憶はどんどん薄れていく。
翼に刻まれた印も少しずつ存在を消していく。
優斗といるのが楽で、楽しくて。
彼に惹かれている自分がいた。
『合鍵?』
『うん。俺がいる時はいいけど、いない時は鍵ないと困るでしょ?』
『それはそうだけど……いいの?』
『持ってもらったほうが俺も楽だし、キーホルダーどれがいい?』
寝室を割り当てられた次の日、優斗から合鍵を渡された。
剥き出しの鍵はそのままだと無くしてしまいそうで、差し出された目印の中から一つ選び取る。
『何から何まで本当にありがとう』
『……こちらこそ、ありがとう』
なぜか優斗にお礼を言われて『なんで優斗がお礼するの?』と2人で笑い合った。
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「ねぇ美咲!彼氏できたんでしょ!」