こわもて専務の秘密の趣味 ~御曹司は愛する人を運命の糸でからめとる~
「今の食器もシンプルでいいんだけど、やっぱりゆったりした豪華な気持ちで楽しめるといいな、と思って」
「カジュアルに楽しんでもらうコンセプトだからな。好む女性はこういうもののほうがいいのか? 実はオープン前、拓斗にはこういう食器を推薦されたんだ。バトルをした挙句、最終的にじゃんけんで俺が勝った」
「じゃんけん!」
彩羅が驚くと、彼は恥ずかしげに眉を寄せる。
「悪い、冗談のつもりだった」
「あ、ですよね」
ははは、とふたりで笑い、彩羅は続ける。いちいち真に受けてしまう自分が恥ずかしい。
「でも集中して編める空間があるのはいいね。家だと落ち着かない人もいると思うので」
「俺のフォロワーさんにいたよ、子供は宝だが、編み針が危なくて一時的にやめている、と。あのカフェを作ったのはそういう意見があったのもあるんだ」
「なにがきっかけになるかわからないね。カフェの勉強、もっとしなくちゃ。ここのメニューも参考にする」
おしゃれなケーキにおしゃれな名前。かといって凝りすぎるとお客さんにわかりづらくなるから注意が必要だ。
「カフェ、本当に好きなんだな」
「派遣になってからは節約であんまり行ってなかったんだけど、大学のときは友達と入りびたってたの」
大学の空き時間には友達と近所のカフェで時間をつぶし、楽しい時間を過ごした。
おしゃれで居心地の良い空間づくりに感心して、いろんなカフェを巡るようになった。
そうして自然と就職先にカフェを選び、今に至る。
「今のお店を紹介してもらって、本当に感謝してるの。香笛さんも椛川さんもいい人で。香笛さんていつも笑顔ですごい」
「あいつとは大学のときに知り合ったが、いっつも笑顔だったな」
「カジュアルに楽しんでもらうコンセプトだからな。好む女性はこういうもののほうがいいのか? 実はオープン前、拓斗にはこういう食器を推薦されたんだ。バトルをした挙句、最終的にじゃんけんで俺が勝った」
「じゃんけん!」
彩羅が驚くと、彼は恥ずかしげに眉を寄せる。
「悪い、冗談のつもりだった」
「あ、ですよね」
ははは、とふたりで笑い、彩羅は続ける。いちいち真に受けてしまう自分が恥ずかしい。
「でも集中して編める空間があるのはいいね。家だと落ち着かない人もいると思うので」
「俺のフォロワーさんにいたよ、子供は宝だが、編み針が危なくて一時的にやめている、と。あのカフェを作ったのはそういう意見があったのもあるんだ」
「なにがきっかけになるかわからないね。カフェの勉強、もっとしなくちゃ。ここのメニューも参考にする」
おしゃれなケーキにおしゃれな名前。かといって凝りすぎるとお客さんにわかりづらくなるから注意が必要だ。
「カフェ、本当に好きなんだな」
「派遣になってからは節約であんまり行ってなかったんだけど、大学のときは友達と入りびたってたの」
大学の空き時間には友達と近所のカフェで時間をつぶし、楽しい時間を過ごした。
おしゃれで居心地の良い空間づくりに感心して、いろんなカフェを巡るようになった。
そうして自然と就職先にカフェを選び、今に至る。
「今のお店を紹介してもらって、本当に感謝してるの。香笛さんも椛川さんもいい人で。香笛さんていつも笑顔ですごい」
「あいつとは大学のときに知り合ったが、いっつも笑顔だったな」