こわもて専務の秘密の趣味 ~御曹司は愛する人を運命の糸でからめとる~
「おはー。編み物って楽しい?」
「おはよ。楽しいよ」
マリリンに返しつつ、カウンターの奥にいる拓斗と会釈を交わす。
「あーしにも編めるかな。昨日スマホで見たの、あみあみデザインのニット」
「アランセーターかな?」
「なにそれ?」
「アイルランドのアラン諸島が発祥で、ケーブル模様とかダイヤ模様とかあるの。模様にはそれぞれ意味があるんだよ」
「彩羅っち、マジ物知り」
マリリンが感心するから、嬉しくなる。
「最初は模様がないほうが簡単だよ」
「えー。模様がいい」
「やりたいものに挑戦するのがいいんじゃないかな……セットのケーキ、できたよ」
「はーい」
マリリンがカウンターからケーキセットをお客様のところへと運んでいく。
失敗した、と彩羅は眉を寄せた。
善意から簡単なものがいいよ、とは言ったけど、やる気をなくさせる発言だっただろうか。
「そうだ」
彩羅は戻ってきたマリリンに思いついたことを提案し、彼女は喜んでくれた。
「おはよ。楽しいよ」
マリリンに返しつつ、カウンターの奥にいる拓斗と会釈を交わす。
「あーしにも編めるかな。昨日スマホで見たの、あみあみデザインのニット」
「アランセーターかな?」
「なにそれ?」
「アイルランドのアラン諸島が発祥で、ケーブル模様とかダイヤ模様とかあるの。模様にはそれぞれ意味があるんだよ」
「彩羅っち、マジ物知り」
マリリンが感心するから、嬉しくなる。
「最初は模様がないほうが簡単だよ」
「えー。模様がいい」
「やりたいものに挑戦するのがいいんじゃないかな……セットのケーキ、できたよ」
「はーい」
マリリンがカウンターからケーキセットをお客様のところへと運んでいく。
失敗した、と彩羅は眉を寄せた。
善意から簡単なものがいいよ、とは言ったけど、やる気をなくさせる発言だっただろうか。
「そうだ」
彩羅は戻ってきたマリリンに思いついたことを提案し、彼女は喜んでくれた。