こわもて専務の秘密の趣味 ~御曹司は愛する人を運命の糸でからめとる~
「月菜につきまとうな。今すぐ辞めて出てけ」
「つきまとってなんかない」
「だったらなんでここにいるんだよ」
「仕事だからだよ」
「月菜が研修でここに配属されたからバイトでもぐりこんだんだろ」
「違うよ。私のほうが先だよ」
「月菜がここに配属されるのを知って先回りしたんだろ」
月菜のことを信じ切っている彼には通じないらしい。
「そんなことできるわけないじゃない」
「シャバイ」
声に振り向くとマリリンがいた。
「なんだよお前」
「店員だけど」
マリリンは顎に指をつける形でピースをする。
彩羅は焦った。彼女を巻き込みたくないし、客の視線も気になる。
「お店の迷惑になります。仕事が終わってから話しましょう。岸山さんも仕事中ですよね」
「逃げるのか。お前は逃げてばっかだ。前の職場が倒産したら派遣に逃げて、仕事は月菜に押し付けて結果だけ取り上げて、問題が発覚したら会社を辞めて」
彩羅の胸にぐさりと罵倒が刺さる。
「客がいるなら証人が増えていいだろ。つきまとってないって証明しろよ、今ここで」
「そんな無茶よ。人事に確認してくれたら、私が先にここで働いてたってわかると思うから」
しかし、人事がいち営業マンに教えるとも思えない。
「つきまとってなんかない」
「だったらなんでここにいるんだよ」
「仕事だからだよ」
「月菜が研修でここに配属されたからバイトでもぐりこんだんだろ」
「違うよ。私のほうが先だよ」
「月菜がここに配属されるのを知って先回りしたんだろ」
月菜のことを信じ切っている彼には通じないらしい。
「そんなことできるわけないじゃない」
「シャバイ」
声に振り向くとマリリンがいた。
「なんだよお前」
「店員だけど」
マリリンは顎に指をつける形でピースをする。
彩羅は焦った。彼女を巻き込みたくないし、客の視線も気になる。
「お店の迷惑になります。仕事が終わってから話しましょう。岸山さんも仕事中ですよね」
「逃げるのか。お前は逃げてばっかだ。前の職場が倒産したら派遣に逃げて、仕事は月菜に押し付けて結果だけ取り上げて、問題が発覚したら会社を辞めて」
彩羅の胸にぐさりと罵倒が刺さる。
「客がいるなら証人が増えていいだろ。つきまとってないって証明しろよ、今ここで」
「そんな無茶よ。人事に確認してくれたら、私が先にここで働いてたってわかると思うから」
しかし、人事がいち営業マンに教えるとも思えない。