こわもて専務の秘密の趣味 ~御曹司は愛する人を運命の糸でからめとる~
『編み物フェア関連で忙しくなりそうだ。しばらく店に行けないかもしれない』
知らせを見て、少しがっかりした。だから今日も来なかったのだろうか。
続けてメッセージが届く。
『フェアには力を貸してもらうことになると思う』
『頑張ります!』
フェアってなにをやるんだろう。毛糸のセールだろうか。
とにかく、もっともっと仕事をがんばろう。
そうすればもっともっと万葉の力になれるだろうから。
「なんだかご機嫌だね」
出勤直後、拓斗に指摘され、彩羅はにこっと返す。
「最近、やる気に満ちてます」
「もう西垣さんもいないし、安心だね」
「はい」
月菜は研修期間が終わって本社に戻っていった。最後になにかやらかすのではとはらはらしたが、おとなしく帰ってくれてほっとしている。
「割引はカフェ側だけでやることにしたよ。手芸ショップのレシートを見せたら五パーセント引き。当日のみ有効。今、本部の承認待ち」
「お客様が増えそうですね」
買ったらすぐに作りたくなると思うから、カフェで編み始める客が増えそうだ。
「イベントはさっそく来週やってみようと思う」
「早すぎませんか」
「早くやってくれって椛川さんがうるさくてさ」
彩羅は接客中のマリリンを見た。彼女がそんなに編み物に積極的になるとは。
「これから忙しくなるよ」
「はい!」
彩羅は元気に返事をした。
知らせを見て、少しがっかりした。だから今日も来なかったのだろうか。
続けてメッセージが届く。
『フェアには力を貸してもらうことになると思う』
『頑張ります!』
フェアってなにをやるんだろう。毛糸のセールだろうか。
とにかく、もっともっと仕事をがんばろう。
そうすればもっともっと万葉の力になれるだろうから。
「なんだかご機嫌だね」
出勤直後、拓斗に指摘され、彩羅はにこっと返す。
「最近、やる気に満ちてます」
「もう西垣さんもいないし、安心だね」
「はい」
月菜は研修期間が終わって本社に戻っていった。最後になにかやらかすのではとはらはらしたが、おとなしく帰ってくれてほっとしている。
「割引はカフェ側だけでやることにしたよ。手芸ショップのレシートを見せたら五パーセント引き。当日のみ有効。今、本部の承認待ち」
「お客様が増えそうですね」
買ったらすぐに作りたくなると思うから、カフェで編み始める客が増えそうだ。
「イベントはさっそく来週やってみようと思う」
「早すぎませんか」
「早くやってくれって椛川さんがうるさくてさ」
彩羅は接客中のマリリンを見た。彼女がそんなに編み物に積極的になるとは。
「これから忙しくなるよ」
「はい!」
彩羅は元気に返事をした。