聖女の力を搾取されて使い捨てられた元聖女は、辺境地へ国外追放されて冷酷聖騎士に溺愛されながら運命愛に導かれました
「エドワルド様、どうしてここに?」
エドワルドは雨具として着ているローブの下はいつも魔物討伐の時に着ている白シャツに黒のスラックスが見える。
今日は雨が降っているため、魔物討伐へは行かないはずだ。
雨で濡れたローブを脱いで近くの長椅子に掛けると、雨に濡れた髪のエドワルドはアンナを真っ直ぐ見つめる。
「アンナに会いたかった」
「!」
アンナは驚きと嬉しさで喜びの声を上げそうになる口元を両手で押さえる。
アンナは一瞬で顔を赤いバラのように真っ赤にさせる。
アンナは喜びを悟られないように落ち着いた声で再び質問する。
「ど、どうして?」
雨の日は討伐へ行かないはずだ。
アンナはそのつもりで残念そうに激しい雨が降る窓の外を見ていた。
アンナの胸が激しく高鳴り、期待している答えを待つ。
「今日、誕生日だろ?」
エドワルドの言葉を聞いて、アンナは満面の笑みを浮かべる。
「覚えててくれたの?」
「当たり前だろ」
アンナは幸せな満面の笑顔をエドワルドに見せる。
約束もしていないのに、激しい雨の中を来てくれたのかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいになる。
甘い期待が現実になり、アンナの胸の鼓動が激しくなっていく。
アンナはエドワルドに幸せに満ちた嬉しそうな笑顔を見られるのが恥ずかしく思い、エドワルドに背を向けると大きな十字架が目に入る。
今度は神様に見られると思い、アンナは慌てて振り返るとエドワルドが自分を真っ直ぐ見つめて立っている。
「あたふたして可愛いな」
エドワルドは可愛らしい小動物を見た時のような気持ちでアンナを褒める。
「もうっ!」
アンナはさらに赤くした頬を膨らませて声を荒げる。
「誰のせいであたふたしていると思っているの?」と、言ってアンナはエドワルドを責めたいが、言えずに頬を膨らませて視線を逸らす。
その様子を見ているエドワルドが愛おしそうにさらに呟く。
「アンナは白いバラが似合うが、今は赤いバラみたいだな」
アンナはエドワルドの言葉でさらに顔を赤くする。
「~~!!」
アンナは照れ隠しに何か言おうとしたが、言葉が浮かばない。
アンナは赤バラの表情を両手で隠してエドワルドから目をそらすが、すぐに見上げてしまう。
(なんでわたしだけこんなに好きなの?)
アンナは甘い不満を心の中で零すと、エドワルドは濡れないように持っていた一輪の白バラをアンナへ見せる。
「アンナへの誕生日の贈り物に悩んでいた。これを贈らせてくれ」
エドワルドはプレゼントに悩み、アンナのイメージに合う白バラを探した。
その白バラの棘は数カ所にしか付いていない。
棘は小さく、棘と呼ぶには鋭さがなく触れても痛くないものだ。
大輪に咲く白バラは一輪でも充分に存在感があり、圧倒的に美しかった。
エドワルドは一目でその白バラを気に入り、アンナへの誕生日の贈り物にしようと決めた。
エドワルドは片膝をついて跪くと、一輪の白バラをアンナに差し出す。
白バラにはアンナの髪色と同じ、白に近い淡い桃色のサテンリボンが結んである。
「アンナ、誕生日おめでとう。これからは俺が毎年誕生日を祝ってやる」
「ありがとう」
アンナは白バラを受け取って花のように微笑むと、アンナの瞳からひとしずくの涙が白バラの上に落ちると雨粒のように溶ける。
アンナはエドワルドから贈られた一輪の白バラを大切そうに眺める。
アンナは一輪の白バラがこんなに嬉しいと思わなかった。
いつまでも咲いていて欲しい。
その願いを込めてアンナは一輪の白バラを胸に抱く。
「気に入ったようだな。本当にアンナは白バラが似合うな」
「ええ。いつまでもこの白バラのようにありたいわ」
アンナは美しい大輪の白バラに願いを込めた。
エドワルドは雨具として着ているローブの下はいつも魔物討伐の時に着ている白シャツに黒のスラックスが見える。
今日は雨が降っているため、魔物討伐へは行かないはずだ。
雨で濡れたローブを脱いで近くの長椅子に掛けると、雨に濡れた髪のエドワルドはアンナを真っ直ぐ見つめる。
「アンナに会いたかった」
「!」
アンナは驚きと嬉しさで喜びの声を上げそうになる口元を両手で押さえる。
アンナは一瞬で顔を赤いバラのように真っ赤にさせる。
アンナは喜びを悟られないように落ち着いた声で再び質問する。
「ど、どうして?」
雨の日は討伐へ行かないはずだ。
アンナはそのつもりで残念そうに激しい雨が降る窓の外を見ていた。
アンナの胸が激しく高鳴り、期待している答えを待つ。
「今日、誕生日だろ?」
エドワルドの言葉を聞いて、アンナは満面の笑みを浮かべる。
「覚えててくれたの?」
「当たり前だろ」
アンナは幸せな満面の笑顔をエドワルドに見せる。
約束もしていないのに、激しい雨の中を来てくれたのかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいになる。
甘い期待が現実になり、アンナの胸の鼓動が激しくなっていく。
アンナはエドワルドに幸せに満ちた嬉しそうな笑顔を見られるのが恥ずかしく思い、エドワルドに背を向けると大きな十字架が目に入る。
今度は神様に見られると思い、アンナは慌てて振り返るとエドワルドが自分を真っ直ぐ見つめて立っている。
「あたふたして可愛いな」
エドワルドは可愛らしい小動物を見た時のような気持ちでアンナを褒める。
「もうっ!」
アンナはさらに赤くした頬を膨らませて声を荒げる。
「誰のせいであたふたしていると思っているの?」と、言ってアンナはエドワルドを責めたいが、言えずに頬を膨らませて視線を逸らす。
その様子を見ているエドワルドが愛おしそうにさらに呟く。
「アンナは白いバラが似合うが、今は赤いバラみたいだな」
アンナはエドワルドの言葉でさらに顔を赤くする。
「~~!!」
アンナは照れ隠しに何か言おうとしたが、言葉が浮かばない。
アンナは赤バラの表情を両手で隠してエドワルドから目をそらすが、すぐに見上げてしまう。
(なんでわたしだけこんなに好きなの?)
アンナは甘い不満を心の中で零すと、エドワルドは濡れないように持っていた一輪の白バラをアンナへ見せる。
「アンナへの誕生日の贈り物に悩んでいた。これを贈らせてくれ」
エドワルドはプレゼントに悩み、アンナのイメージに合う白バラを探した。
その白バラの棘は数カ所にしか付いていない。
棘は小さく、棘と呼ぶには鋭さがなく触れても痛くないものだ。
大輪に咲く白バラは一輪でも充分に存在感があり、圧倒的に美しかった。
エドワルドは一目でその白バラを気に入り、アンナへの誕生日の贈り物にしようと決めた。
エドワルドは片膝をついて跪くと、一輪の白バラをアンナに差し出す。
白バラにはアンナの髪色と同じ、白に近い淡い桃色のサテンリボンが結んである。
「アンナ、誕生日おめでとう。これからは俺が毎年誕生日を祝ってやる」
「ありがとう」
アンナは白バラを受け取って花のように微笑むと、アンナの瞳からひとしずくの涙が白バラの上に落ちると雨粒のように溶ける。
アンナはエドワルドから贈られた一輪の白バラを大切そうに眺める。
アンナは一輪の白バラがこんなに嬉しいと思わなかった。
いつまでも咲いていて欲しい。
その願いを込めてアンナは一輪の白バラを胸に抱く。
「気に入ったようだな。本当にアンナは白バラが似合うな」
「ええ。いつまでもこの白バラのようにありたいわ」
アンナは美しい大輪の白バラに願いを込めた。