カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
「……たの?」


「え?何?」


「どーして、今更来たのって聞いてるのよ!!」


そんなつもりじゃなかったの。




「いつも、私をほったらかしで、いつも、突然消えちゃって。
いつも…いつも…
私一人ぼっちじゃない。
大切な、カズキの誕生日や、私の誕生日、クリスマスとか…どんな気持ちで過ごしたりしたかわかる??」






あきらめてたのに…





カズキが





目の前に居て


嬉しいのに…





「みんな幸せそうなのに、私はいつも一人ぼっちだったのよ!!
同じ景色や、同じ物を見ていて歩いていたかった。」





決壊したダムのように


涙と言葉が


溢れて






止まらない…







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