カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
私が、泣き叫びながらカズキに向かって怒鳴り続けていたんだけど

ただ…


黙って…




悲しそうな顔で聞いている。


その様子に、何故か私の気持ちは罪悪感に捕われながら



ますます…




言葉が溢れてきて。




「今更…今更…
ノコノコ現れないでよ。
気持ち…私の気持ち…
無視して、来ないでよ。
ひどい…よ…」



たまらず…その場でしゃがみ込んだ。




私の気持ちとは裏腹で、焼け付いた砂が、肌にはとても熱い。




火傷に似た熱さを足元を襲っている。





このまま、カズキへの気持ちも焼き消せればいいのに…




そしたら


苦しくないのにね…









< 207 / 240 >

この作品をシェア

pagetop