く ち な し―身代わりの恋
雑用を済ませて地元に戻ると、ドッと疲れが出た。
熱は引いても身体がダルくて、丸一日、ベッドから起き上がれなかった。
事務的な作業を2日しないだけで、それは山のように貯まっていく。
「……無能だから仕方ないじゃない」
祐介の言った事を根に持って、それからは目を背けて眠り続けた。
その夜。
【ニュースになってなくて良かったな】
もう会うこともないと思っていた大橋から、メッセージが届いた。