く ち な し―身代わりの恋
その言葉が私の胸を抉る。
「鳥肌立ってるね、寒い?」
「いいえ」
大橋は、生まれたままの姿になった私の肌に触れ、浴室へと促した。
「お風呂で、……するの?」
つい最近の夫との事であまり乗り気はしない。
「どっちでもいいけど。風呂でゴムは使いたくないかな」
大橋は、いつの間にか手にしていたゴムを洗面所に置いた。
独身の時以来、久し振りに現物を見た。
なぜなら――
「私には、必要ないかも」
「そうなの?」
大橋は、シャワーのお湯も確めて私の体にかけていく。
「結婚してから使った事ないけど。妊娠しないから……それも七年位、昔の話だけど」
「鳥肌立ってるね、寒い?」
「いいえ」
大橋は、生まれたままの姿になった私の肌に触れ、浴室へと促した。
「お風呂で、……するの?」
つい最近の夫との事であまり乗り気はしない。
「どっちでもいいけど。風呂でゴムは使いたくないかな」
大橋は、いつの間にか手にしていたゴムを洗面所に置いた。
独身の時以来、久し振りに現物を見た。
なぜなら――
「私には、必要ないかも」
「そうなの?」
大橋は、シャワーのお湯も確めて私の体にかけていく。
「結婚してから使った事ないけど。妊娠しないから……それも七年位、昔の話だけど」