黒猫と星は凪いでいる

始まり

 どうして誰も私を助けてくれないの。

 どうして誰も僕を見てくれないの。

 どうして愛してくれないの。

 無力感に包まれた体はいくらでも小さくなりそうだ。そのまま消えてしまいそうなほどに。そう思うときに君はこう言ってくれた。

「大丈夫、君は一人じゃない」

そう言ってくれた君は幸せだったのだろうか。今どこにいるのだろう。元気だといいな。
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