料理男子(男の娘)はお隣さんOLに世話を焼きたい!!
11時過ぎ頃麻美さんからメッセージが来た、どうやら今起きたばっかみたい
普段倒れるまで働いてるとやっぱり頑張りすぎな気がする
本当にあの人は放っておけない、俺がちゃんと面倒を見てあげないとまたそのうちどっかで倒れてそうだ
「よし、今日はアレにしようかな!」
そんなことを言い俺は麻美さんからのメッセージに
『おはようございます!今起きたばかりという事はまだ朝ごはんは済ませてない感じですか?ちょうど今からお昼ご飯を作ろうと思ってたんです、もし良かったら食べに来てください!』
と返すとあっという間に『お誘いありがとう、じゃあもし良かったらそっち行くね』という返信が返ってきたので
『はい!ぜひ来てください!いつでも大丈夫なんで鍵空けときますね!準備が出来たら勝手に入って来ちゃってください!』
と返しておいた
「さて!早速作ろうかな…!」
俺はそんな事をいいながら キッチンペーパー向かい
冷蔵庫からトマトと大葉を取り出す
この時先に鍋にお湯を入れて火をかけてると後々楽だ
まずトマトを食べやすいサイズに切って、次は大葉を細切りにする
そして次はさっき沸騰させたお湯にささみを入れて5分ほど煮る
とりあえずささみが茹で上がるまで待機だ
そんな時ガチャという音と共に部屋の扉が開けられると
「お邪魔します…」
少し強張った声が聞こえてくる
麻美さんの声だ、本当に来てくれたんだ…
「三ツ矢くん?」
「麻美さん!リビング入ってきちゃって大丈夫ですよ!」
俺がキッチンから声をかけると麻美さんが恐る恐ると言った様子でリビング入って来てくれた
「いらっしゃい!麻美さん、ちょっと待ってね今作ってる最中だから」
「うん…ありがとう、なんか本当に何から何まで世話焼いてもらってるな…私の方が年上なのに…」
そんな事を言いながらメガネの奥の瞳がほんの少し曇る
「何回も言ってるでしょ、俺が好きでやってるんだよ」
「……そうかもしれないけどやっぱ…」
「も〜!やっぱとか禁止!俺が良いって言ってるんだから大人しく世話焼かれてよね」
そう少し大袈裟にかわいこぶるように頬を膨らます
「……三ツ矢くん、やっぱり可愛いね、本当に女の子みたい」
そう言われて俺は少しだけモヤッとした、別に自分は好きな格好をしてるだけだ、特別女の子になりたい訳ではない、ただ可愛いものが好きなだけだ
「はぁ…麻美さんってそういう所あるよね」
「えっ!?」
この人は本当に…無自覚なのかわざとなのか…いや100パー無自覚だと思うけど
「なんでもない!俺料理に戻るから麻美さんは適当に寛いでてよね!」
そう言いいつの間にか煮立っていたささみを引き上げる
次はアクを取ってさっきのお湯と同じお湯でパスタを茹でる、この時パスタの袋に表示されている時間よりも1分ほど長く茹でるとちょうど良くなるからおすすめだったりする
しばらくして柔らかくなって来たらお湯を切って冷水に晒して水気を切る
そして次はいよいよ味付けの工程だ
ボウルにおろしにんにく、めんつゆ、白すりごま、こしょう、オリーブオイルなどの調味料とトマトを混ぜる
トマトと調味料を混ぜ合わせたボウルにささみをきざみながら入れてパスタ、大葉を加えてよく混ぜ合わせると完成だ
「よし…出来た!」
皿に盛り付けて麻美さんの元へ持っていく
「麻美さん、出来ましたよ!」
「わ…美味しそう…」
そう麻美さんの目が輝く
「トマトと大葉の冷製パスタです!」
「冷製パスタ…初めて食べるかも…」
「味は保証しますよ!」
そんな事を言いながら俺は満面の笑みを返す