追放された自称悪役令嬢は落ちぶれた元騎士を拾って辺境に返り咲く
❅ ❅ ❅

夕方になって、雪が降り始めた。

レオンは暖炉の前に座っていて、

私は例のごとく本を読んでいた。

ふとレオンが尋ねる。

「エレノア」

「何?」

「君は何者なんだ?」

ページをめくる手が止まる。

「何者って?」

「普通じゃないだろう」

失礼な男だった。

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