追放された自称悪役令嬢は落ちぶれた元騎士を拾って辺境に返り咲く
私はそれ以上言わなかった。

歩くスピードが少しだけ遅くなる。

レオンも自然と歩調を合わせた。

その様子を見たミリアが、にやにやと笑っている。

「何?」

「いえなんでも」

「言いたいことがあるなら言いなさい」

「お二人、息ぴったりだなーって」



「そんなことないわ」

「そんなことない」



二人同時だった。

ミリアは吹き出す。

「ほら!」

「何のこと?」

意味が分からない。

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