~KissHug~
そしてついていないのは
学級代表というものに
じゃんけんの結果

女子は私 男子は芳樹


私と同じくらい
イヤ…私以上に芳樹は恐れていた


「よろしく…」

「こちらこそよろしく…」


昔あんなに熱い時期があって
愛し合ったこともあったのに
この淡白さが少し滑稽だった。


  私は芳樹に何度も抱かれたのに


思い出すだけで火がでそうだった。


早速、学級の一年の流れを
スケジュールに出すために
放課後さいて話し合うことになった。


落ち着かなく
視線をからませない二人



時計の秒針が教室中響いた。
< 411 / 451 >

この作品をシェア

pagetop