あなたの可愛いおへそのくぼみ

「わぁ~!!なんか、成長してる!」
「何がだよ!そのコメントが怖いよ!」
「いや、筋肉ついたからか、おへそ深くなってて素敵だよ!?」
「……」
「さ、触っていいかな?」
「好きにしろ、変態……」

 宥仁は再びベッドに寝転がった。だが片方の手で顔を押さえていて、耳が赤く染まっている。
 どう考えても相当恥ずかしがっている。そんな宥仁には申し訳ないが、末莉はこのチャンスを逃せるはずもなく、おもむろに宥仁のおへそに指先を突っ込んだ。

「うぐっ……」
「あ、ごめん。痛かった?」
「くすぐったいんだよ馬鹿!あーもう、信じられない。まったく末莉は……」

 そう言いかけ、宥仁ははぁー、と大きく息を吐いた。

「末莉。好きだ」
「んえ?」
「俺、転職してこっちに戻ってくるつもりだから。そしたら……付き合って欲しい」
「……」

 告白を受けたそのとき、末莉はまだ宥仁のへそに指を入れたままだった。




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