悪霊配信アプリ
「うん。おばさんとおじさんは今日はお墓参りなんでしょう?」
「そうね。昼間に行ってくるから、夜には戻っている予定よ」
「ゆっくりすればいいのに」
「いいのよ別に、気にしなくて」
おじさんたちのお墓は隣の県にあるから、お墓参りをするにはちょっとした小旅行になる。
どうせだから日帰りでなく泊って帰ればいいと思うのだけれど、いつもふたりは夕方には帰ってきていた。
私への沢山のお土産と共に。
「行ってきます!」
パンを片手に玄関を飛び出して、角を曲がって家が見えなくなってからふぅ、とため息を吐き出した。
あとはゆっくり歩きながら食パンをかじる。
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