悪霊配信アプリ
中に持ち込んだお菓子やジュースも撤去されていることだろう。
ガッカリと肩を落としかけて、じゃあ小夜たちはどこへ行ったのかと考えた。
あの子たちが素直に教室へ向かうとは思えない。
だけど今日は倉庫が使えない。
となると……。
ふと思い出すことがあって私はカバンの中からキーケースを取り出した。
そこには自宅の鍵と自転車の鍵と、あとひとつ。
屋上へ出るドアの鍵がある。
この鍵は以前好弘が職員室から盗み出して、全員分の合鍵を作ってくれたものだ。
倉庫があるから全く使っていなかったけれど、こんなところで役立つときが来るなんて思っていなかった。
小夜たちはきっと屋上にいる。
そう確信をもって鍵を開けた。
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