真夏の一夜は恋の始まり(新装版)

15.ドキドキの長崎への帰省

 季節は真夏の暑い季節となった。

 蝉の鳴くようなジリジリと暑い中、私達は大一の実家の長崎に帰省する事になり、今空港で飛行機を待っている。
 
 一応四日間連休を取り、観光も兼ねて帰省する事になった。

 「あっ、ここ行きたい、ここも行きたい、あそこも行きたい。」とはしゃぐ私は初めて修学旅行で長崎に行く中学生のようだ。

 俺は地元だからあんまり新鮮味ないけど、まあ行きたいなら全部回るけど。

 やったー。と私は子どものようにはしゃいでしまったけれど、一緒に住むようになってから初めての遠出に胸が弾んだ。飛行機とか久しぶりだな。高校の修学旅行以来⁇

 元カレとは近くにしか旅行行った事ないし、私飛行機もあんまり乗ったことなかったかも⁇久しぶりだからちょー楽しみ。
 
 どうしよう⁇飛行機ちょー久しぶり。楽しみ。と私が1人はしゃいでいると、「ほんと何やっても楽しいんだね。」と言って大一は隣で苦笑している。

 いいじゃん。楽しみなんだから。ぷくーっと膨れながらも私は初めての長崎に胸弾ませた。
< 150 / 185 >

この作品をシェア

pagetop