真夏の一夜は恋の始まり(新装版)
 私の家に着くまで私達は一言も言葉を交わさず、終始無言で帰った。

 自宅に着いた私は「うち、ここなんで。送っていただいて有難うございました。」と一礼をしてお礼を言った。
 「あっ、はい。では。」と言って長内さんは帰って行った。

 あーあ…何でこうなっちゃうの⁇私はただ、いつも助けてくれるお礼とか、本当の気持ちとか、素直にちゃんと打ち明けたいだけなのに。
 
 俺には関係ないって言われてるし、私達もうだめなのかも…。この気持ち、諦めた方がいいのかな⁇

 私は長内さんとの噛み合わないこの思いに、泣きたい気持ちになるのだった…。


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