両思いだけど、片想い?

あとがき

読者の皆様、こんにちは!
るると俊太の3年越しのじれったすぎる恋、そしてまさかの爆発的(&激重)なハッピーエンドまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
最終話、そして番外編まで書ききった今、私の胸は「やりきった……!」という達成感と、二人への愛おしさでいっぱいです。というわけで、今回はあとがきとして、作者目線でこの物語の「裏側」をこれでもかと語り尽くしちゃいたいと思います!

1. 俊太の「鉄の理性(笑)」の裏話
ぶっちゃけ、書いている最中に一番「がんばれ、耐えろ……!」と(生温かい目で)応援していたのは、他でもない俊太でした。
高校時代の「爽やかイケメン」な姿から、裏での「るる可愛すぎて直視できない!」「もし触れたら獣になっちゃう!」という脳内大爆発っぷり。このギャップを書くのが楽しくて楽しくて仕方がありませんでした!

実は、初期のプロット(構想)の段階では、俊太はもう少し普通の草食系男子の予定だったんです。でも、書き進めていくうちに「いや、3年間手すら繋がない男の執念は、ただのヘタレじゃない。狂気的なまでの『純情』と、異常なほどの『独占欲』が裏表になっているはずだ!」と作者のペン(キーボード)が暴走しまして。
結果、お利口さんの仮面が割れた瞬間に「重い彼氏」へ完全覚醒する、最高に最高な男前(?)に仕上がってくれました。


2. るるの「勇気」と、隠れた名功労者
るるに関しても、最初は「寂しがりやな可愛い女の子」として書いていましたが、中盤からの破壊力が凄まじかったですね。
3年間のじれったさに限界を迎えて、クローゼットの奥からノースリーブのニットを引っ張り出してきたあたりから、彼女の「女の覚悟」がビシバシ伝わってきました。
特に、雨の部屋での「キスよりもっと上のこと、したく……ないの……?」というセリフ。これをるるに言わせた瞬間、作者である私も「あ、俊太の理性、ここで粉々に吹き飛んだな」と確信しました(笑)。

そして忘れてはならないのが、幼馴染の航平です!
彼がいなかったら、この二人は一生「拳3個分」の距離のまま、おばあちゃんとおじいちゃんになっていたと思います。俊太の裏の顔を暴露し、るるに作戦を授け、最後のカフェでは二人から特大のノロケ(&俊太からの威嚇)を食らう……。作者としても、航平には胃薬を1箱プレゼントしてあげたい気持ちでいっぱいです。彼が一番の常識人で、一番の功労者でした。


3. 番外編「子どもづくり」に込めた想い
これを試し読みしてくれた大切な友人に「番外編で子どもづくりを!」とリクエストをいただいた時、私の脳内には一瞬で「父親になってさらに独占欲がカンストした俊太」の姿が浮かびました。
付き合いたての頃は触れることすら恐れていた俊太が、るるを自分のものにして、さらには「俺たちの血を分けた、消えない愛の証」を望むようになる……。この変化、エモすぎませんか!?
直接的な表現は控えめにしつつも、あの激しい雨の夜、俊太が内に秘めていた「雄」としての本能をすべてるるにぶつける濃密な空気感は、作者としてもかなりドキドキしながら執筆しました。

カフェでの航平の「胃が痛ぇわ!」というツッコミで落としましたが、あの一幕を描けたことで、二人の愛がピンク色を通り越して、お互いを絶対に離さない「深い真紅」に染まったことを表現できた気がします。


本作は、一見すると不器用ですれ違ってばかりの二人でしたが、本質は「お互いを好きすぎて、大切にしすぎたがゆえのすれ違い」でした。そんなピュアで、だけどひとたび火がつくと誰よりも情熱的な二人の未来を、ここまで一緒に見守ってくださり、本当に幸せです。
るると俊太、そしてお腹の中の小さな命と、相変わらず振り回される航平の明日に、これからもたくさんの幸あれ!
またどこか別の物語でお会いしましょう。
皆様、本当にありがとうございました!
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