悪魔は夜に笑う
なにそれどういう感情なの。
首を傾げると蒼士郎くんはなぜか片手を突き出した。
まるで何かを制止させるかのように。
けど私、騒いでないし動作も慌ただしくない。
すると蒼士郎くんはひとつ深呼吸をすると口を開いた。
「あゆなさんが元気ないと興奮するからやめて」
「何言ってんねんどついたろか」
どんな言葉が飛び出てくるかと思えばしょうもない。
たまらず東京育ちの人にどついたろかなんて言ってしまったやん。
あかん、関東の人にどつくとか言ったら本気にされてまうから言わへんように心がけとったのに。
しかし蒼士郎くんは口角を上げてにっこりと笑う。
笑いのツボが分からん。
さっきまで怒ってたのに情緒不安定なん?
「で、探って何が出てきた?」
蒼士郎くんはもうすっかり怒ってないらしい。
いつも通りの口調で、もう表情に悲壮感は漂っていない。
「ご気分を害したご様子の蒼士郎くんです」
「もう機嫌悪くないよ。脈が死んでるわけじゃなくて試し行動って知って気分が良くなったから」
首を傾げると蒼士郎くんはなぜか片手を突き出した。
まるで何かを制止させるかのように。
けど私、騒いでないし動作も慌ただしくない。
すると蒼士郎くんはひとつ深呼吸をすると口を開いた。
「あゆなさんが元気ないと興奮するからやめて」
「何言ってんねんどついたろか」
どんな言葉が飛び出てくるかと思えばしょうもない。
たまらず東京育ちの人にどついたろかなんて言ってしまったやん。
あかん、関東の人にどつくとか言ったら本気にされてまうから言わへんように心がけとったのに。
しかし蒼士郎くんは口角を上げてにっこりと笑う。
笑いのツボが分からん。
さっきまで怒ってたのに情緒不安定なん?
「で、探って何が出てきた?」
蒼士郎くんはもうすっかり怒ってないらしい。
いつも通りの口調で、もう表情に悲壮感は漂っていない。
「ご気分を害したご様子の蒼士郎くんです」
「もう機嫌悪くないよ。脈が死んでるわけじゃなくて試し行動って知って気分が良くなったから」