悪魔は夜に笑う
第8話
それから私は文字通り三日三晩考えた。
悩んだ末に、しまっていた木彫りの不細工な猫を取り出した。
以前蒼士郎くんから渡された、家の合鍵に付いているキーホルダーだ。
それを握りしめ、私は自宅を飛び出した。
今日は蒼士郎くんに好きと伝えに行く。
覚悟は決まった。彼を信頼することにする。
いきなり訪問したら不在かもしれないから、今日の予定を聞いて家にいることは調査済み。
この日は元々、有給消化のため計画的に午後休を取っていた。
察しのいい蒼士郎くんのことだから、私が突撃するってバレてるかもしれないけど、この気持ちは直接伝えたかった。
タクシーを拾って蒼士郎くんの住んでいるアパートへ。
車から出たら熱気で頭がぼーっとしてしまいそうだったから、建物の影で息を整えてからいざ出陣。
影から出て強い陽の光に肌を晒す。
その時、アパートの2階から物音がした。
日差しに慣れなくて目を細めながら視線を上に向ける。
オンボロアパートの錆びた鉄の柵から覗くのは、開いた扉の前に立つ男女の姿。
2階の角部屋って蒼士郎くんの自宅だよね。
なんで、蒼士郎くんの部屋の前に若い女がいるの?
悩んだ末に、しまっていた木彫りの不細工な猫を取り出した。
以前蒼士郎くんから渡された、家の合鍵に付いているキーホルダーだ。
それを握りしめ、私は自宅を飛び出した。
今日は蒼士郎くんに好きと伝えに行く。
覚悟は決まった。彼を信頼することにする。
いきなり訪問したら不在かもしれないから、今日の予定を聞いて家にいることは調査済み。
この日は元々、有給消化のため計画的に午後休を取っていた。
察しのいい蒼士郎くんのことだから、私が突撃するってバレてるかもしれないけど、この気持ちは直接伝えたかった。
タクシーを拾って蒼士郎くんの住んでいるアパートへ。
車から出たら熱気で頭がぼーっとしてしまいそうだったから、建物の影で息を整えてからいざ出陣。
影から出て強い陽の光に肌を晒す。
その時、アパートの2階から物音がした。
日差しに慣れなくて目を細めながら視線を上に向ける。
オンボロアパートの錆びた鉄の柵から覗くのは、開いた扉の前に立つ男女の姿。
2階の角部屋って蒼士郎くんの自宅だよね。
なんで、蒼士郎くんの部屋の前に若い女がいるの?