悪魔は夜に笑う
第2話
誰かが鼻歌を口ずさんでいる。なんだっけこの曲。
ああ、お店でよく流れてる洋楽だ。
「おはよ、あゆなさん」
目を開けると視界に映し出されたのは、朝日の差し込むベッドの上で横になり、微笑む美しい男の顔。
え、なんでいるの?私は目を見開いて無言で驚いた。
もちろん、この男とワンナイトしてしまった痛恨のミスについては把握している。
今疑問に思っているのは、次の日の朝まで蒼士郎くんが私に付き添っていることだ。
女を置き去りにしてホテルを出ていく自分勝手タイプと思ってたのに。
クールそうな見かけによらずいちゃつきたいんだ。
「え、もしかして覚えてない感じ?」
硬直する私を見て蒼士郎くんは眉を上げて驚いた表情を作る。
覚えてないわけなかろう!人生最大のやらかしと言っても過言じゃないのに。
すると蒼士郎くんは私を抱き寄せようと手を伸ばしてきた。
待って、私はそんな気分じゃない!一刻も早くここを離れたい。
「やらかした!」
距離を取ろうとした勢いが激しくて、起き上がった拍子に蒼士郎くんのあごに頭突きをかましてしまった。
ああ、お店でよく流れてる洋楽だ。
「おはよ、あゆなさん」
目を開けると視界に映し出されたのは、朝日の差し込むベッドの上で横になり、微笑む美しい男の顔。
え、なんでいるの?私は目を見開いて無言で驚いた。
もちろん、この男とワンナイトしてしまった痛恨のミスについては把握している。
今疑問に思っているのは、次の日の朝まで蒼士郎くんが私に付き添っていることだ。
女を置き去りにしてホテルを出ていく自分勝手タイプと思ってたのに。
クールそうな見かけによらずいちゃつきたいんだ。
「え、もしかして覚えてない感じ?」
硬直する私を見て蒼士郎くんは眉を上げて驚いた表情を作る。
覚えてないわけなかろう!人生最大のやらかしと言っても過言じゃないのに。
すると蒼士郎くんは私を抱き寄せようと手を伸ばしてきた。
待って、私はそんな気分じゃない!一刻も早くここを離れたい。
「やらかした!」
距離を取ろうとした勢いが激しくて、起き上がった拍子に蒼士郎くんのあごに頭突きをかましてしまった。