悪魔は夜に笑う
第10話
今日は同棲する物件を蒼士郎くんと一緒に見に行く。
1年前の自分が聞いたらびっくりするやろうな。
外見はいいけど中身悪魔だし、付き合うとか絶対ないと思ってたから。
蒼士郎くんの友達が働いている不動産会社の店舗のお邪魔すると、自動ドアを開いて正面に座っていたスタッフが立ち上がった。
「いらっしゃいませ……えっ」
しかし、笑顔で蒼士郎くんの顔を見た後、私の姿を目視すると驚いた表情で硬直する。
なんかおかしいぞ。さては蒼士郎くん、友達に私の存在公表してないな!?
すると、蒼士郎くんの友達と見られるスタッフは入口まで歩いて、蒼士郎くんを入口の外まで押し出して逃がさないように肩を組んだ。
「蒼士郎お前、同棲すんの?ていうか彼女いんの?俺なにも聞いてないんだけど」
「だって言ってない」
蒼士郎くんは愉快という感情を顔に貼り付けニヤニヤ笑っている。
悪趣味だ。友達を困らせるのが好きなんて。
友達は「ったくお前ってやつは」と零してたからこういうのは日常茶飯事なんだと思った。
1年前の自分が聞いたらびっくりするやろうな。
外見はいいけど中身悪魔だし、付き合うとか絶対ないと思ってたから。
蒼士郎くんの友達が働いている不動産会社の店舗のお邪魔すると、自動ドアを開いて正面に座っていたスタッフが立ち上がった。
「いらっしゃいませ……えっ」
しかし、笑顔で蒼士郎くんの顔を見た後、私の姿を目視すると驚いた表情で硬直する。
なんかおかしいぞ。さては蒼士郎くん、友達に私の存在公表してないな!?
すると、蒼士郎くんの友達と見られるスタッフは入口まで歩いて、蒼士郎くんを入口の外まで押し出して逃がさないように肩を組んだ。
「蒼士郎お前、同棲すんの?ていうか彼女いんの?俺なにも聞いてないんだけど」
「だって言ってない」
蒼士郎くんは愉快という感情を顔に貼り付けニヤニヤ笑っている。
悪趣味だ。友達を困らせるのが好きなんて。
友達は「ったくお前ってやつは」と零してたからこういうのは日常茶飯事なんだと思った。