悪魔は夜に笑う
第11話
蒼士郎くんと付き合ってから2か月が過ぎた。
何のトラブルもなく順風満帆な日々が続いてることに自分が一番びっくりしている。
いつもならそろそろ不安要素が顔を出す頃だったから、平和すぎて変な感じ。
同棲する部屋も決まって、来年の1月には引っ越すことになった。
部屋自体は12月から契約してるから、徐々に荷物を運んでゆとりを持って引越しするつもりだ。
今日はデート終わりにバーまで一緒に出勤した。
開店1時間前にお店に入るのは初めて。
さすがに開店前にお邪魔するのは気が引けるから準備を手伝うつもりだ。
裏口から入ると、マスターはもう仕事着に着替えてカウンターで在庫のチェックをしていた。
「ちょっと早く着きすぎちゃったね」
「いいよ、中でくつろいでて」
蒼士郎くんはそう言うと、マスターにおはようございますと挨拶して荷物を置きにバックヤードに戻った。
へえ、出勤時の挨拶はおはようございますなんだ。
蒼士郎くんの後頭部を見つめながらそう思っていたはマスターと目が合った。
「すみせんマスター、お邪魔します」
「いらっしゃい。どうぞお掛けになってください」
私もマスターに挨拶すると、いつものにこやかな表情で出迎えてくれた。
釣られてしまうような優しい笑顔。ありがとうございますと笑ってカウンター席に腰を下ろした。
何のトラブルもなく順風満帆な日々が続いてることに自分が一番びっくりしている。
いつもならそろそろ不安要素が顔を出す頃だったから、平和すぎて変な感じ。
同棲する部屋も決まって、来年の1月には引っ越すことになった。
部屋自体は12月から契約してるから、徐々に荷物を運んでゆとりを持って引越しするつもりだ。
今日はデート終わりにバーまで一緒に出勤した。
開店1時間前にお店に入るのは初めて。
さすがに開店前にお邪魔するのは気が引けるから準備を手伝うつもりだ。
裏口から入ると、マスターはもう仕事着に着替えてカウンターで在庫のチェックをしていた。
「ちょっと早く着きすぎちゃったね」
「いいよ、中でくつろいでて」
蒼士郎くんはそう言うと、マスターにおはようございますと挨拶して荷物を置きにバックヤードに戻った。
へえ、出勤時の挨拶はおはようございますなんだ。
蒼士郎くんの後頭部を見つめながらそう思っていたはマスターと目が合った。
「すみせんマスター、お邪魔します」
「いらっしゃい。どうぞお掛けになってください」
私もマスターに挨拶すると、いつものにこやかな表情で出迎えてくれた。
釣られてしまうような優しい笑顔。ありがとうございますと笑ってカウンター席に腰を下ろした。