悪魔は夜に笑う
そして、ニヤリと含みを持たせて笑みを零した。
「で、なんで愛結那ちゃんのなのに蒼士郎の家の鍵が付いてるの?」
「はわわ……」
「あれ?カマかけたけどビンゴ?ほんとに付き合ってる感じ〜?」
璃世ちゃんはさっきから手のひらで弄んでいる猫のキーホルダを揺らして私の前に証拠品のように見せつけた。
カマかけてくるなんて悪い子!
やっぱり中学生女子の恋バナレーダー精密すぎる。
私は驚いて意味不明な驚きの声を発するだけだった。
「へえー、付き合ってるんだ」
肯定も否定もしていないけど、こんなに動揺したら正解だと言っているようなもの。
すると彼女はカウンター席にひらりと身を翻して座ると席を回して手招きしてきた。
隣に座ると、目の前にいる蒼士郎くんをチラチラ見ながら手を握られた。
「蒼士郎で大丈夫?いかにもクズ顔じゃん。遊んでそうだし」
「そういうの本人の前で言うなよ」
双方ごもっともなことを言っているけど、ここは恋人の肩を持つべきか。
「歴代彼氏の中でぶっちぎりいい男だよ蒼士郎くん」
「ほんとに?愛結那ちゃん男運ないから心配」
ところがフォローしたつもりが逆に不信感を募らせてしまった。
蒼士郎くんに助けを求めて目配せしたけど、可哀想にって目を細められてそれっきり口を挟んで来なかった。
「で、なんで愛結那ちゃんのなのに蒼士郎の家の鍵が付いてるの?」
「はわわ……」
「あれ?カマかけたけどビンゴ?ほんとに付き合ってる感じ〜?」
璃世ちゃんはさっきから手のひらで弄んでいる猫のキーホルダを揺らして私の前に証拠品のように見せつけた。
カマかけてくるなんて悪い子!
やっぱり中学生女子の恋バナレーダー精密すぎる。
私は驚いて意味不明な驚きの声を発するだけだった。
「へえー、付き合ってるんだ」
肯定も否定もしていないけど、こんなに動揺したら正解だと言っているようなもの。
すると彼女はカウンター席にひらりと身を翻して座ると席を回して手招きしてきた。
隣に座ると、目の前にいる蒼士郎くんをチラチラ見ながら手を握られた。
「蒼士郎で大丈夫?いかにもクズ顔じゃん。遊んでそうだし」
「そういうの本人の前で言うなよ」
双方ごもっともなことを言っているけど、ここは恋人の肩を持つべきか。
「歴代彼氏の中でぶっちぎりいい男だよ蒼士郎くん」
「ほんとに?愛結那ちゃん男運ないから心配」
ところがフォローしたつもりが逆に不信感を募らせてしまった。
蒼士郎くんに助けを求めて目配せしたけど、可哀想にって目を細められてそれっきり口を挟んで来なかった。