悪魔は夜に笑う
「どうぞ、乳酸菌飲料のソーダ割りです」
嫌そうな顔をしてもドリンクを作る手を抜くことはなく、ちゃんとシェイカーまで使って作り上げた。
そして普段の接客と変わらない丁寧な動作でグラスを璃世ちゃんの前に置いた。
「それってただのカルピスソーダじゃん」
璃世ちゃんは小悪魔らしく生意気なツッコミを入れた後ストローを咥える。
すると大きな目をさらに見開いて驚いたような表情を作った。
「あれ、おいしい。なんで?」
「なんでだろうね」
おいしい、の言葉に蒼士郎くんはご満悦の笑み。
しかしレシピを教えるつもりはないらしく、璃世ちゃんを見下ろしながら徐々に意地悪い笑顔に変化していく。
同族な璃世ちゃんはそれに気がついて頬を膨らませた。
「ニヤニヤしててむかつく。愛結那ちゃんのこともそうやっていじめてるでしょ」
「あゆなさんには嫌われたくないからいじわるしないよ」
嘘つけ悪魔と思ったけど、気の抜けた笑みを私に向けられて胸が高鳴った。
仕事モードの時にその顔は見せないと思ってた。
勘弁してくれ、不意打ちには弱いんだって。
嫌そうな顔をしてもドリンクを作る手を抜くことはなく、ちゃんとシェイカーまで使って作り上げた。
そして普段の接客と変わらない丁寧な動作でグラスを璃世ちゃんの前に置いた。
「それってただのカルピスソーダじゃん」
璃世ちゃんは小悪魔らしく生意気なツッコミを入れた後ストローを咥える。
すると大きな目をさらに見開いて驚いたような表情を作った。
「あれ、おいしい。なんで?」
「なんでだろうね」
おいしい、の言葉に蒼士郎くんはご満悦の笑み。
しかしレシピを教えるつもりはないらしく、璃世ちゃんを見下ろしながら徐々に意地悪い笑顔に変化していく。
同族な璃世ちゃんはそれに気がついて頬を膨らませた。
「ニヤニヤしててむかつく。愛結那ちゃんのこともそうやっていじめてるでしょ」
「あゆなさんには嫌われたくないからいじわるしないよ」
嘘つけ悪魔と思ったけど、気の抜けた笑みを私に向けられて胸が高鳴った。
仕事モードの時にその顔は見せないと思ってた。
勘弁してくれ、不意打ちには弱いんだって。