悪魔は夜に笑う
第3話
午前2時半、マンションの下の通りから音がした。
下を覗き込むと蒼士郎くんがタクシーから出てきた。
やばい、本当に来た。
数分後来訪を知らせるチャイムが鳴り、モニターに蒼士郎くんが映し出された。
パーカーにリュックを背負っている。いつもと違うラフな格好になぜかドキドキする。
どうぞと声をかけてオートロックの解錠ボタンを押す。
待っている私がなぜか緊張して玄関で前髪を整えたりしていた。
「起きててくれたんだ、嬉しい」
玄関の扉を開けた蒼士郎くんは、私の姿を確認するとふわりと儚げな微笑を浮かべる。
なにその守りたい笑顔、初めて見た。
荒れた部屋を掃除してたらこの時間になっただけだけど、蒼士郎くんは待っていたとプラス思考に勘違いしてくれたらしい。
玄関に足を踏み入れると、靴を脱ぐより先に抱きしめてきた。
ぬくもりが嬉しい。私も人肌恋しかったんだ。
「あゆなさんいい匂いする」
「蒼士郎くんはタバコ臭い……」
だけど服からタバコ臭がして顔をしかめた。
さては帰り際にこの格好で一服してきたな。
「家の中では吸わないから安心して」
そう言って靴を脱いだ蒼士郎くんは私の後をついてきて、1Kの狭い部屋をキョロキョロと見渡していた。
ふう、掃除しといてよかった。
下を覗き込むと蒼士郎くんがタクシーから出てきた。
やばい、本当に来た。
数分後来訪を知らせるチャイムが鳴り、モニターに蒼士郎くんが映し出された。
パーカーにリュックを背負っている。いつもと違うラフな格好になぜかドキドキする。
どうぞと声をかけてオートロックの解錠ボタンを押す。
待っている私がなぜか緊張して玄関で前髪を整えたりしていた。
「起きててくれたんだ、嬉しい」
玄関の扉を開けた蒼士郎くんは、私の姿を確認するとふわりと儚げな微笑を浮かべる。
なにその守りたい笑顔、初めて見た。
荒れた部屋を掃除してたらこの時間になっただけだけど、蒼士郎くんは待っていたとプラス思考に勘違いしてくれたらしい。
玄関に足を踏み入れると、靴を脱ぐより先に抱きしめてきた。
ぬくもりが嬉しい。私も人肌恋しかったんだ。
「あゆなさんいい匂いする」
「蒼士郎くんはタバコ臭い……」
だけど服からタバコ臭がして顔をしかめた。
さては帰り際にこの格好で一服してきたな。
「家の中では吸わないから安心して」
そう言って靴を脱いだ蒼士郎くんは私の後をついてきて、1Kの狭い部屋をキョロキョロと見渡していた。
ふう、掃除しといてよかった。