悪魔は夜に笑う
タクシーは呼んでから3分以内には来て、後部座席に並んで座った。
「俺の家見ていく?何もないけど」
運転手に自宅を経由して一旦待ってもらい、私の家に行く旨を伝えると蒼士郎くんはおもむろに尋ねてきた。
「興味はあるけどじっくり見たいからまた今度で」
「ワンルームしかないからすぐ見終わるよ。かなり狭い」
「え、もしかしてこっち来て一回も引っ越してない?」
そういえばこっちに来たばかりの時、築30年越えの木造アパートに住んでるって言ってたような。
なんとかコーポって名前のいかにも古そうなアパート。
「うん、引っ越してない。引っ越し代もったいないから」
「壁薄いしユニットバスで嫌だって言ってなかった?」
「住んでるうちに気にならなくなった。それに俺、将来見据えて貯金しておきたいから今は家に金かけなくていい」
へー、蒼士郎くんちゃんと将来とか考えてるんだ。えらいな。
私なんて月3万投資信託に回してるだけであとはほとんど貯金できてないのに。
「将来って?独立してお店開きたいとか?」
「……まあ、この辺はまた今度話します」
するとタクシーが止まって、蒼士郎くんは私を残して自宅に向かう。
行き先を見ると蒼士郎くんはかなり年季の入ってるアパートの外付け階段を上り2階に向かう。
角部屋が電気がついたからあそこが蒼士郎くんの部屋なんだろうな。
私なら稼げるようになったらすぐ引っ越したいけど、ここに住み続けるってことは蒼士郎くんかなり倹約家なのかも。
「俺の家見ていく?何もないけど」
運転手に自宅を経由して一旦待ってもらい、私の家に行く旨を伝えると蒼士郎くんはおもむろに尋ねてきた。
「興味はあるけどじっくり見たいからまた今度で」
「ワンルームしかないからすぐ見終わるよ。かなり狭い」
「え、もしかしてこっち来て一回も引っ越してない?」
そういえばこっちに来たばかりの時、築30年越えの木造アパートに住んでるって言ってたような。
なんとかコーポって名前のいかにも古そうなアパート。
「うん、引っ越してない。引っ越し代もったいないから」
「壁薄いしユニットバスで嫌だって言ってなかった?」
「住んでるうちに気にならなくなった。それに俺、将来見据えて貯金しておきたいから今は家に金かけなくていい」
へー、蒼士郎くんちゃんと将来とか考えてるんだ。えらいな。
私なんて月3万投資信託に回してるだけであとはほとんど貯金できてないのに。
「将来って?独立してお店開きたいとか?」
「……まあ、この辺はまた今度話します」
するとタクシーが止まって、蒼士郎くんは私を残して自宅に向かう。
行き先を見ると蒼士郎くんはかなり年季の入ってるアパートの外付け階段を上り2階に向かう。
角部屋が電気がついたからあそこが蒼士郎くんの部屋なんだろうな。
私なら稼げるようになったらすぐ引っ越したいけど、ここに住み続けるってことは蒼士郎くんかなり倹約家なのかも。