学校の人気者は私だけを離してくれない【大学生編】
数日後。
冬人の新しい部屋を見に行くことになった。
オートロック付きのマンション。
部屋は思ったより広く、日当たりも良かった。
「すごい……。」
「気に入った?」
「うん。」
その時だった。
インターホンが鳴る。
「冬人くーん!」
玄関の外から明るい女の子の声。
「隣に引っ越してきましたー!」
冬人がドアを開ける。
立っていたのは、小柄で笑顔が可愛い女の子だった。
「こんにちは!」
「……。」
「私、七瀬ひまりです!」
人懐っこく笑うひまり。
「よろしくお願いします!」
紗羅は少しホッとした。
感じのいい人だ。
しかし。
ひまりは紗羅を見ると首を傾げた。
「えっと……妹さん?」
「違う。」
冬人が即答する。
「彼女。」
「えぇーーー!!?」
ひまりは目を丸くした。
「彼女いたんですか!?」
「いる。」
「ショックです……。」
冗談っぽく笑うひまり。
でもその目は、どこか本気にも見えた。
その夜。
紗羅は少しだけ胸がざわついていた。
(気のせい……だよね。)
しかしその予感は当たってしまう。
数日後。
大学の掲示板に、一枚の写真が貼られていた。
そこには――
冬人とひまりが、仲良く並んで歩いている写真。
しかも大きく書かれていた。
『西園寺冬人、新しい彼女と同棲開始!?』
その写真を見た紗羅の顔から、血の気が引いていく。
「……うそ。」
誰がこんなことを――。
冬人との新しい生活を夢見ていた紗羅に、再び大きな試練が訪れようとしていた。
冬人の新しい部屋を見に行くことになった。
オートロック付きのマンション。
部屋は思ったより広く、日当たりも良かった。
「すごい……。」
「気に入った?」
「うん。」
その時だった。
インターホンが鳴る。
「冬人くーん!」
玄関の外から明るい女の子の声。
「隣に引っ越してきましたー!」
冬人がドアを開ける。
立っていたのは、小柄で笑顔が可愛い女の子だった。
「こんにちは!」
「……。」
「私、七瀬ひまりです!」
人懐っこく笑うひまり。
「よろしくお願いします!」
紗羅は少しホッとした。
感じのいい人だ。
しかし。
ひまりは紗羅を見ると首を傾げた。
「えっと……妹さん?」
「違う。」
冬人が即答する。
「彼女。」
「えぇーーー!!?」
ひまりは目を丸くした。
「彼女いたんですか!?」
「いる。」
「ショックです……。」
冗談っぽく笑うひまり。
でもその目は、どこか本気にも見えた。
その夜。
紗羅は少しだけ胸がざわついていた。
(気のせい……だよね。)
しかしその予感は当たってしまう。
数日後。
大学の掲示板に、一枚の写真が貼られていた。
そこには――
冬人とひまりが、仲良く並んで歩いている写真。
しかも大きく書かれていた。
『西園寺冬人、新しい彼女と同棲開始!?』
その写真を見た紗羅の顔から、血の気が引いていく。
「……うそ。」
誰がこんなことを――。
冬人との新しい生活を夢見ていた紗羅に、再び大きな試練が訪れようとしていた。