思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
「それは、あなたが持っていなさい」
「何言ってんだよ。こんないい武器……」
「あなたが剣を持つべき理由を、よく理解できたわ」
元々これは、夫婦になった記念として渡す予定だったとは、口が裂けても言えなかった。
これからも「その短剣を使って有事の際には己を守るように」という意味合いを込めて伝えれば、夫は口元を綻ばせてこちらを茶化す。
「また襲われた時に、困るもんな?」
「ええ。そうね……」
「わかった。じゃあ、これは受け取っとく」
彼が折れた短剣の代わりに真新しい武器を懐へしまい込んだのを確認し、ほっと胸を撫で下ろす。
いつまで経っても、地面の上へ貴族を寝そべらせているわけにはいかないだろう。
早急に、幼馴染を捕らえて罰を与えるなり、仕事に遵守しろと喝を入れる必要があった。
「何言ってんだよ。こんないい武器……」
「あなたが剣を持つべき理由を、よく理解できたわ」
元々これは、夫婦になった記念として渡す予定だったとは、口が裂けても言えなかった。
これからも「その短剣を使って有事の際には己を守るように」という意味合いを込めて伝えれば、夫は口元を綻ばせてこちらを茶化す。
「また襲われた時に、困るもんな?」
「ええ。そうね……」
「わかった。じゃあ、これは受け取っとく」
彼が折れた短剣の代わりに真新しい武器を懐へしまい込んだのを確認し、ほっと胸を撫で下ろす。
いつまで経っても、地面の上へ貴族を寝そべらせているわけにはいかないだろう。
早急に、幼馴染を捕らえて罰を与えるなり、仕事に遵守しろと喝を入れる必要があった。