思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
そのまま上半身を浮かせて彼に覆い被さるのを止めると、苛立ちを隠しきれない様子で叫んだ。
「ちょっと……! はぐら、かさないで……!」
彼は銀色の瞳を和らげると、「拒む必要はない」と言わんばかりに耳元で囁いた。
「大好きな妻からこんなふうに求められて、喜ばねぇ伴侶がいるかよ」
「ガルドラ……」
胸ぐらを掴み上げていたリベルラの手を優しく離す姿を目にしてから恐る恐る上半身を起こすと、彼は己の足元へ跪く。
「私の望みを、叶える気になった……?」
夫は丁寧に妻が身につけていたハイヒールを脱がせると、足の形を確かめるように撫でつけた。
すでに何度か彼との接合を済ませ、全身に快感を教え込まれた身体はその程度の触れ合いでも小刻みに反応を示し、口元からはしたない声が出てしまいそうになる。
「仰せのままに。我が愛しの、女王陛下」
彼は恭しく頭を垂れたあと、足の親指に口づけた。
――薄汚い野良犬が、忠犬に生まれ変わった瞬間であった。
「ちょっと……! はぐら、かさないで……!」
彼は銀色の瞳を和らげると、「拒む必要はない」と言わんばかりに耳元で囁いた。
「大好きな妻からこんなふうに求められて、喜ばねぇ伴侶がいるかよ」
「ガルドラ……」
胸ぐらを掴み上げていたリベルラの手を優しく離す姿を目にしてから恐る恐る上半身を起こすと、彼は己の足元へ跪く。
「私の望みを、叶える気になった……?」
夫は丁寧に妻が身につけていたハイヒールを脱がせると、足の形を確かめるように撫でつけた。
すでに何度か彼との接合を済ませ、全身に快感を教え込まれた身体はその程度の触れ合いでも小刻みに反応を示し、口元からはしたない声が出てしまいそうになる。
「仰せのままに。我が愛しの、女王陛下」
彼は恭しく頭を垂れたあと、足の親指に口づけた。
――薄汚い野良犬が、忠犬に生まれ変わった瞬間であった。