思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
「教えてくださって、どうもありがとう。あなたが敗北してくれたお陰で、とっても素敵な縁を手繰り寄せられたわ」
幼い頃に預けたまま、大切に首からぶら下げていたネックレスの鎖を指先で引っかけ、ガルドラに触れるだけの口づけを交わす。
リベルラが自分の所有物になると信じて疑っていなかったリガルドは、ショックを隠しきれない様子でこの状況を嘆いた。
「そ、そんな……! 君は僕がいなければ生きていられないほど、深く愛してくれていたはずだ……!」
「いつまであなたは、私に未練たらしく縋るの?」
「嘘をつく必要なんか、ないんだ……!」
「あなたなんて、嫌いよ」
「リベルラ!」
「私の伴侶は生涯、たった1人だけ」
リガルドから視線を外し、目の前にいる夫をじっと見つめる。
彼は幼馴染同士の言い争いに口を挟むことなく、ずっと満足そうに微笑んでいた。
それは先程、リガルドではなく夫を選び取るかのように、こちらから率先して唇を奪ったせいなのだろうか?
(理由なんて、どうでもいいわ)
リベルラは彼の首元へ両腕を回し、甘えるように頬を寄せて問いかけた。
幼い頃に預けたまま、大切に首からぶら下げていたネックレスの鎖を指先で引っかけ、ガルドラに触れるだけの口づけを交わす。
リベルラが自分の所有物になると信じて疑っていなかったリガルドは、ショックを隠しきれない様子でこの状況を嘆いた。
「そ、そんな……! 君は僕がいなければ生きていられないほど、深く愛してくれていたはずだ……!」
「いつまであなたは、私に未練たらしく縋るの?」
「嘘をつく必要なんか、ないんだ……!」
「あなたなんて、嫌いよ」
「リベルラ!」
「私の伴侶は生涯、たった1人だけ」
リガルドから視線を外し、目の前にいる夫をじっと見つめる。
彼は幼馴染同士の言い争いに口を挟むことなく、ずっと満足そうに微笑んでいた。
それは先程、リガルドではなく夫を選び取るかのように、こちらから率先して唇を奪ったせいなのだろうか?
(理由なんて、どうでもいいわ)
リベルラは彼の首元へ両腕を回し、甘えるように頬を寄せて問いかけた。