思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
触れた場所から伝わる夫の腕を感じるだけで、ガルドラと離れがたくなってしまうのだから、己も初対面の時からは考えられないほどに心を許してしまったものだ。
「2人が同行してくれないのであれば、私が1人でやるわ!」
「何言ってんだ。危ねぇし、駄目に決まってんだろ」
「このまま私に、何もしないでいろと言うの?」
紫色の瞳をうるうると潤ませて願い出れば、ようやくこちらの言うことを聞く気になったらしい。
ガルドラは渋々、リベルラの要望を受け入れてくれた。
「じっとしてんのが苦手な女王様には、困ったもんだな……」
呆れたように肩を竦める夫と、満面の笑みを浮かべてご満悦な様子を見せる妻。
我関せずな様子で、その様子をじっと見守る護衛騎士――。
ようやく3人は、本来の調子を取り戻す。
「ありがとう! さすがは私の、忠犬ね!」
「褒めたって、なんも出ねぇぞ?」
「いいの。一緒にいられるだけで、私は幸せですもの……」
リベルラはうっとりと瞳を潤ませ、彼の胸元に顔を埋めた。
「2人が同行してくれないのであれば、私が1人でやるわ!」
「何言ってんだ。危ねぇし、駄目に決まってんだろ」
「このまま私に、何もしないでいろと言うの?」
紫色の瞳をうるうると潤ませて願い出れば、ようやくこちらの言うことを聞く気になったらしい。
ガルドラは渋々、リベルラの要望を受け入れてくれた。
「じっとしてんのが苦手な女王様には、困ったもんだな……」
呆れたように肩を竦める夫と、満面の笑みを浮かべてご満悦な様子を見せる妻。
我関せずな様子で、その様子をじっと見守る護衛騎士――。
ようやく3人は、本来の調子を取り戻す。
「ありがとう! さすがは私の、忠犬ね!」
「褒めたって、なんも出ねぇぞ?」
「いいの。一緒にいられるだけで、私は幸せですもの……」
リベルラはうっとりと瞳を潤ませ、彼の胸元に顔を埋めた。