思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
どうやらこの指輪は、あのプレゼントのお返しとして用意してくれたものらしい。
「本当は、あんなふうに手渡すつもりはなかったの。でも、緊急事態だったでしょう?」
「仕方ねぇよ。この短剣のお陰で、俺達は助かったんだからな」
ガルドラはどこか困ったように口元だけを綻ばせたあと、真剣な表情でこちらに告げた。
「俺はこれからも、リベルラから受け取ったこの短剣で自分の身と陛下の命を守り続ける」
「頼もしい限りね……」
「あんたはこの指輪をここに嵌め込み、肌見放さず持っていてほしい。離れていても、互いを感じていられるように……」
夫は小箱から指輪を取り出すと、リベルラの右手の薬指へゆっくりと嵌め込んだ。
(いつの間に、サイズを計測したのかしら……?)
それは軽く振ってもずり落ちないほど、完璧にフィットしている。
リベルラは満面の笑みを浮かべて、ガルドラに感謝を伝えた。
「ありがとう、ガルドラ」
「どういたしまして」
リベルラの名前は、淡い紫色が印象的な薔薇の品名から取られた。
「本当は、あんなふうに手渡すつもりはなかったの。でも、緊急事態だったでしょう?」
「仕方ねぇよ。この短剣のお陰で、俺達は助かったんだからな」
ガルドラはどこか困ったように口元だけを綻ばせたあと、真剣な表情でこちらに告げた。
「俺はこれからも、リベルラから受け取ったこの短剣で自分の身と陛下の命を守り続ける」
「頼もしい限りね……」
「あんたはこの指輪をここに嵌め込み、肌見放さず持っていてほしい。離れていても、互いを感じていられるように……」
夫は小箱から指輪を取り出すと、リベルラの右手の薬指へゆっくりと嵌め込んだ。
(いつの間に、サイズを計測したのかしら……?)
それは軽く振ってもずり落ちないほど、完璧にフィットしている。
リベルラは満面の笑みを浮かべて、ガルドラに感謝を伝えた。
「ありがとう、ガルドラ」
「どういたしまして」
リベルラの名前は、淡い紫色が印象的な薔薇の品名から取られた。