思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
その発言に身の毛もよだつような薄気味悪さを感じ、リベルラは男に釘を刺す。
「あなたは王配。私を差し置き、好き勝手には振る舞えないわ」
「わかっているさ。権力なんざ、興味はねぇ」
「どうだか……」
何か裏があるに違いないと勘ぐる、リベルラの信頼を勝ち取るためだろうか?
彼は含みのある笑みを口元だけに浮かべたあと、足音を響かせて玉座に繋がる階段を一歩ずつ踏みしめて登り始めた。
相手が闘技大会の勝者でなければ、「この痴れ者が」と怒鳴りつけているところだ。
(一体、何をするつもり……?)
紫色の瞳に警戒心を覗かせながら、静かに彼の行動を観察する。
ガルドラは王座に座るリベルラと触れ合える場所までやってくると、そのまま覆い被さってきた。
「俺は陛下の許可なく、触れ合いたいんだ」
こちらが抵抗しないと言うことは、受け入れてくれたと認識しているのだろう。
彼は耳元で、己の主張を口にする。
即座に手を出さない辺り、狂犬と言われているくせに意外と紳士的だ。
「あなたは王配。私を差し置き、好き勝手には振る舞えないわ」
「わかっているさ。権力なんざ、興味はねぇ」
「どうだか……」
何か裏があるに違いないと勘ぐる、リベルラの信頼を勝ち取るためだろうか?
彼は含みのある笑みを口元だけに浮かべたあと、足音を響かせて玉座に繋がる階段を一歩ずつ踏みしめて登り始めた。
相手が闘技大会の勝者でなければ、「この痴れ者が」と怒鳴りつけているところだ。
(一体、何をするつもり……?)
紫色の瞳に警戒心を覗かせながら、静かに彼の行動を観察する。
ガルドラは王座に座るリベルラと触れ合える場所までやってくると、そのまま覆い被さってきた。
「俺は陛下の許可なく、触れ合いたいんだ」
こちらが抵抗しないと言うことは、受け入れてくれたと認識しているのだろう。
彼は耳元で、己の主張を口にする。
即座に手を出さない辺り、狂犬と言われているくせに意外と紳士的だ。