思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
透けているのだ。
これでは、ほとんど裸と変わりがない。
いくらこれから会う相手が夫とは言え、彼に恋愛感情を抱いていない自分が裸同然に近い格好で対面するなど、どうかしている。
「別の夜着を用意しなさい」
リベルラは強い口調で近くにいる使用人たちへ命令したが、彼女たちは「お似合いですよ」と笑みを浮かべるだけ。
抵抗虚しく、このままの状態で彼の待つ寝室へ放り出されてしまった。
(あの子たちは私がこの国の最高権力者であることを、忘れていないかしら?)
女王の命令通りに行動しないことが、どんな意味を齎すのか。
彼女たちには身をもって、知ってもらう必要があるだろう。
(覚えていなさいよ)
リベルラが使用人たちに怨みを募らせていたところ、前方から引き気味の声が聞こえてきた。
「すげぇ格好、してんな……」
ガルドラは上から下までを舐め回すように見つめたあと、リベルラに向かって引き攣った笑みを浮かべた。
その反応を見る限り、使用人たちに自ら命令してこの夜着を用意させ、嬉々として身に纏っていると思われているのだろう。
これでは、ほとんど裸と変わりがない。
いくらこれから会う相手が夫とは言え、彼に恋愛感情を抱いていない自分が裸同然に近い格好で対面するなど、どうかしている。
「別の夜着を用意しなさい」
リベルラは強い口調で近くにいる使用人たちへ命令したが、彼女たちは「お似合いですよ」と笑みを浮かべるだけ。
抵抗虚しく、このままの状態で彼の待つ寝室へ放り出されてしまった。
(あの子たちは私がこの国の最高権力者であることを、忘れていないかしら?)
女王の命令通りに行動しないことが、どんな意味を齎すのか。
彼女たちには身をもって、知ってもらう必要があるだろう。
(覚えていなさいよ)
リベルラが使用人たちに怨みを募らせていたところ、前方から引き気味の声が聞こえてきた。
「すげぇ格好、してんな……」
ガルドラは上から下までを舐め回すように見つめたあと、リベルラに向かって引き攣った笑みを浮かべた。
その反応を見る限り、使用人たちに自ら命令してこの夜着を用意させ、嬉々として身に纏っていると思われているのだろう。