思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
(私とリガルドの関係を知っている、彼のことですもの。本当は、あの人にこの姿を見るつもりだったのだと、勘違いしているんでしょうね……)

 リベルラは秘部を小さな腕を使って隠し、顔を真っ赤にして怒鳴った。

「い、いやらしい目で、見ないで! 私だって、好きでこんな格好をしているわけではないのよ!?」
「ああ。わかってる。どう考えても、あんたの趣味じゃなさそうだもんな……」

 ガルドラはどこか呆れたようにため息をつくと、視線を反らした。
 どうやら、目のやり場に困っているだけだったようだ。

(言いたいことがあるなら、はっきり言えばいいのに……!)

 安心してほっと一息つければよかったのだが、それはそれで気に食わない。
 リベルラは目を白黒させて狼狽えながら、夫に続きを促した。
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