思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
その光景を目にした男は、憤慨を隠しきれぬ様子で大声を上げた。
「わ、私はスラム街の治安を改善するため、尽力をしているだけですぞ!?」
「どこがだよ。あんたは、治安を悪くさせている側じゃねぇか」
「い、言いがかりです!」
男は「自分の主張を信じてほしい」と、リベルラに懇願してくる。
だが、女王は伯爵になど目もくれない。
(犯罪者に微笑みかける必要なんか、ないもの……)
誇り高き女王はこうした問題が起きた時、冷たい視線を向けるべきだ。
二度と、このような過ちを犯さぬように。
そして――。
「子どもを連れ去ったり、犯罪行為に加担させたり。それだけでも充分に重い罰を課せられてもおかしくねぇってのに、本来スラム街のために使うべき予算をチョロまかして、懐へ入れてるなんてなぁ? 陛下の夫になるまで、知らなかったぜ」
ガルドラがアツパイダの罪を白日のもとへ晒すまで待ち続けていたリベルラは、ようやく口を挟む時がやって来たかと罪人を睨みつける。
すると、男は意外な人物の名を口にして「自分は無罪だ」と主張をし始めた。
「わ、私はスラム街の治安を改善するため、尽力をしているだけですぞ!?」
「どこがだよ。あんたは、治安を悪くさせている側じゃねぇか」
「い、言いがかりです!」
男は「自分の主張を信じてほしい」と、リベルラに懇願してくる。
だが、女王は伯爵になど目もくれない。
(犯罪者に微笑みかける必要なんか、ないもの……)
誇り高き女王はこうした問題が起きた時、冷たい視線を向けるべきだ。
二度と、このような過ちを犯さぬように。
そして――。
「子どもを連れ去ったり、犯罪行為に加担させたり。それだけでも充分に重い罰を課せられてもおかしくねぇってのに、本来スラム街のために使うべき予算をチョロまかして、懐へ入れてるなんてなぁ? 陛下の夫になるまで、知らなかったぜ」
ガルドラがアツパイダの罪を白日のもとへ晒すまで待ち続けていたリベルラは、ようやく口を挟む時がやって来たかと罪人を睨みつける。
すると、男は意外な人物の名を口にして「自分は無罪だ」と主張をし始めた。