思ってたのと違う! 女王は最愛の騎士ではなく、狂犬と結婚を強要される
「ヴァドリック卿。視察に、付き合ってくださる?」
「もちろんです」
リベルラは護衛騎士に声をかけて了承を得ると、使用人の手を借りてきらびやかなドレスから薄汚れた麻布のワンピースを身に纏う。
その後、彼にも騎士服を脱いで着替えるように告げ、市井へと飛び出した。
――護衛騎士の表情は、固い。
いくら大きなフードをすっぽりと被ってプラチナブロンドの美しい髪を覆い隠しているとしても、お供を1人連れただけの女王が丸腰で歩いているなど、信じたくないのだろう。
必要以上に、警戒心を強めていた。
(その姿が余計に私を、高貴なる存在だと知らしめているのよね……)
それを素直に指摘するべきかと頭を悩ませながら城下町を散策していたところ、時間があれば寄りたいと考えていた場所を偶然通りかかる。
「少し、寄ってもいいかしら?」
「構いませんが……」
リベルラは露骨に嫌そうな顔をして周りの警戒を怠らぬ彼に一言断ってから、武器屋に顔を出した。
「もちろんです」
リベルラは護衛騎士に声をかけて了承を得ると、使用人の手を借りてきらびやかなドレスから薄汚れた麻布のワンピースを身に纏う。
その後、彼にも騎士服を脱いで着替えるように告げ、市井へと飛び出した。
――護衛騎士の表情は、固い。
いくら大きなフードをすっぽりと被ってプラチナブロンドの美しい髪を覆い隠しているとしても、お供を1人連れただけの女王が丸腰で歩いているなど、信じたくないのだろう。
必要以上に、警戒心を強めていた。
(その姿が余計に私を、高貴なる存在だと知らしめているのよね……)
それを素直に指摘するべきかと頭を悩ませながら城下町を散策していたところ、時間があれば寄りたいと考えていた場所を偶然通りかかる。
「少し、寄ってもいいかしら?」
「構いませんが……」
リベルラは露骨に嫌そうな顔をして周りの警戒を怠らぬ彼に一言断ってから、武器屋に顔を出した。