失恋した男友達と、ルームシェア始めました
ワンルームの部屋の真ん中で、悠真はあぐらをかいて座っていた。

引っ越し業者が運び入れたダンボールの山。

その隙間に埋もれるみたいに。

同じ大学、同じサークル。

高校からの付き合いだから、もう五年目になる。

その悠真と、今日からルームシェアする。

……と書くと、なんだか響きが甘いけど。


「家賃が、やばいんだよ。マジで」


と、数日前に居酒屋で、ジョッキ片手に聞かされたばかりだ。



< 2 / 18 >

この作品をシェア

pagetop