失恋した男友達と、ルームシェア始めました
(昨日のこと、夢ってことにできないかな)


そんな願いは、眠気と一緒にどこかへ消えた。


「ほら、シャワー先に浴びていいよ。俺は後で」

「じゃあ、ありがたく」


脱衣所代わりの狭いスペースに入り、カーテンを引いて、シャワーの蛇口をひねる。

壁一枚向こうで、悠真が動く気配がする。

歯を磨く音。

マグカップをテーブルに置く硬い音。

換気扇の、小さな唸り。



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