失恋した男友達と、ルームシェア始めました
(……生活音、近すぎ)


今までも、何度か彼の家に泊まったことはある。

でもそれは「終電逃したから」みたいな、あくまで一時避難で、ここまでがっつり“共同生活”という感じではなかった。

シャワーを浴びて、鏡の前でタオルドライをしていると、カーテン越しに、悠真の声がした。


「遥、シャンプー足りなかったら言えよ」

「うん、大丈夫」

「つーかさ……」


一拍置いて、少し照れたような声音になる。



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