失恋した男友達と、ルームシェア始めました
大学からの帰り道、最寄り駅に着くころには、すっかり空がオレンジに染まっていた。


「今日、サークル来ないんだって?」


同じサークルの後輩にそう言われて、私はようやく悠真の予定を思い出す。


(あ、今日、元カノと会うって言ってた──)


朝、バタバタしているときに、「夜、ちょっと出かける」とだけ聞かされていた。

行き先は言わなかったけど、どこへ行くのかを想像するのは簡単だった。


(ちゃんと終わらせるために、会うべきなのかなって──)


昨日の言葉が、そのままよみがえる。



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